初穂商事は、エクステリア資材の卸販売や設計・施工を手がけるアイシンの株式49.6%を追加取得し、子会社化することを決定した。初穂は中部地区を主体にエクステリア事業を展開しており、アイシンとの資本業務提携を経て、営業エリアの拡大を目指していた。取得価額は15億5300万円で、取得予定日は2019年10月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:初穂商事のアイシン株式追加取得による子会社化は、エクステリア事業における事業シナジーの拡大につながると考えられる。今後は、両社の強みを生かした事業展開が期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。